自然に
自然に
コメントを読んで
ちょっと羨ましい
と思った
いやいや
連絡あったんだね
良かったね
と自分の気持ちを訂正した
メールの返信はなくてもいい
でもなんとなく
多分
今回は
早めに返信はあるだろうなぁ
と感じていた
夜
眠りにつく前に
微かに
穏やかに
胸の鼓動を感じた
久しぶりの感覚
ああ
ツインレイのあの人かな
私のことを想っているかもしれない
そう思った
翌朝
目が覚めて
夜のうちに
ツインレイのあの人から
メールがあったことに気付く
少し短めの
8月には少し時間が出来るので
またメールします
と前置きがされた
短めの
優しいことば
これが
万人に向けられた優しさ
なのか
自分ひとりに
特別に向けられた優しさ
なのか
私にはわからない
それでも
どちらでもいい
恋愛感情でも
そうでなくても
どちらでもいい
ただ
メールがきた
それだけのことを
自然に
受け止めた
メールを開くまで
ドキドキするでもなく
返事をしたい
とも
したくない
とも
思わない
自然に
自然に