ツインレイかもしれない。そんなわけないか

ツインレイかもしれない人と遭遇しました。揺れる想いを…

チョコレイト

チョコレイト

 

 

 

 

 

 

近くにチョコレイト屋さんができました

 

某有名高級チョコ屋さんです

 

 

バレンタインに

 

そのお店のチョコを

 

ツインレイのあの人にあげました

 

 

お店の前を通る度に

 

思い出すはめになってしまっています

 

 

受け取ってもらえるかわからないチョコ

 

を買うのは実に小学生以来

 

でした

 

 

受け取ってもらえなかったら自分で食べよう

 

だから自分の食べたいチョコにしよう

 

 

受け取ってもらえた時に

 

邪魔にならないように

 

嵩張らない小さな箱のものにしよう

 

 

派手な箱は恥ずかしいから

 

ハートとか

 

ピンクとかじゃなくて

 

なるべく地味な

 

 

でもツインレイのあの人は

 

チョコとか疎いかな?

 

 

伝えられない気持ちが

 

伝わるように

 

 

散々悩んで

 

ドキドキしながら買ったのです

 

 

引っ越してしまうことを聞いて

 

チョコを渡す機会は

 

これが最初で最後かもしれない

 

そう思って

 

 

 

ちゃんと渡せました

 

 

受け取れません

 

と言われてしまうかも

 

と思っていたのに

 

 

ありがとうございます

 

って受け取ってくれました

 

 

全然顔を見られませんでした

 

 

どんな顔をしていたんだろう

 

 

沈黙がこわくて

 

すぐに別の話題に変えたと思います

 

 

ツインレイのあの人が

 

これはどういうチョコだろう?

 

と思っているような気がしました

 

 

でもまだ会う機会があって

 

手紙を添えたり

 

気持ちを伝えることは出来ない

 

 

それでも

 

伝わってほしい

 

 

でもそれもちょっとこわい

 

 

どういうチョコだろう?

 

と探られている気がしたのに

 

ついうっかり

 

お世話になってるから

 

と言ってしまった

 

 

なんだそういうことか

 

と一瞬怒ったような空気になった

 

気がした

 

 

ああーしまった

 

お世話になってるから

 

なんて言っちゃダメだった

 

これじゃ伝わらない

 

 

もう取り返せないミスだ

 

 

 

一生の不覚だ

 

 

 

 

その一生の不覚を思い出して

 

チョコレイト屋さんの前を

 

そそくさと通りすぎます

 

 

 

 

小学生ぶりに

 

ドキドキしながら

 

チョコを

 

買ったのになぁ