ツインレイかもしれない。そんなわけないか

ツインレイかもしれない人と遭遇しました。揺れる想いを…

ツインレイとこわい夢

ツインレイとこわい夢

 

 

 

 

 

 

夢を見た

 

 

 

長編の映画を見るように薦められる

 

とてもとてもながい映画を

 

 

ドキュメンタリーのような映画

 

どこかの国を旅する

 

各地を

 

 

映画の世界に引き込まれる

 

なんだかとても暗い街

 

雑居ビルが建ち並ぶ

 

 

そのまちには独特な風習がある

 

ごみ捨て場のようなところが何ヵ所もある

 

大きめの缶が並んでいる

 

その中身は

 

小さな子供

 

 

缶に入れて置いていくと

 

夜中に何者かがやってきてそれを食べる

 

翌朝には空になっている

 

 

要らない子を捨てるのか

 

愛しい我が子を

 

しきたりに従って泣く泣く置いていくのか

 

 

ずっとずっと続いてきた風習は

 

やめることは出来ない

 

 

本当は夜中に収集車がやってきて

 

古いビルに運んでいる

 

 

街の人間は知っているだろうか?

 

知っていて

 

やめることが出来ないのだろうか?

 

知ろうとしないのか?

 

 

古いビルはぎゅうぎゅうに詰められたそれで

 

崩壊する

 

雪崩のように

 

滝のように

 

腐ってドロドロになったそれは

 

降り注ぐ

 

 

 

 

 

それはまだ旅の途中

 

 

 

 

 

映画を見終わって

 

なぜあんなこわい映画を薦めたのか?

 

と詰め寄る

 

答えはない

 

 

 

 

 

 

あの人の旅は

 

こんな過酷な旅だったんだろうか?

 

人間の弱さを

 

汚さを

 

見てきたの?